top of page

月の名所・心の洗濯ぜよ

  • 執筆者の写真: ゴー パンきち
    ゴー パンきち
  • 1月3日
  • 読了時間: 5分

新しい年を迎えました。

私の故郷は高知県、今年は穏やかな晴天の元日となり、初日の出見物のお客様も非常に多かった様です。高知で初日の出といえば「桂浜」、ここは言わずと知れた高知の観光地。

地元・高知県民にとっては遠足地の定番であり、デートで一度は訪れたりと何気に行ってしまう身近な存在です。今日は皆さんにちょっぴり新年観光気分で桂浜をご紹介します。


桂浜は県立自然公園に指定され、弓なりに曲線を描く風光明媚な浜辺です。

「見よや見よ みな月のみの桂浜 海の面より出ずる月影」

明治時代の歌人・大町桂月の歌が残された月の名所として、この場所で自身のペンネームを「桂月」と名付けました。中秋の名月は「観月会」を開催します。

よく質問をいただくのは「夏は海水浴場になるのですか?」

桂浜は浜のすぐそばから急に深くなっており、一発波といって突然の高波が来る時もある為、遊泳禁止です。


桂浜と言えば坂本龍馬の銅像がある場所としても知られています。

初めて訪れる方の第一声は「でかーっ!」(笑)きっと想像以上です。

昭和3年に土佐の青年団と秩父宮様からの御下賜金で建てられ、当時のお金で2万5300円。今の時代に換算すると7000万円以上になります。高さは台座を入れて13.5m、人物だけで5.3mあり雨の日も風の日も悠然と太平洋の彼方を見続けています。 銅像は長崎で撮った写真をもとに高知出身の彫刻家・本山白雲が制作したもの。当時、白雲は東京におり銅像の顔の部分だけを作って、広島県にいた龍馬の姪子さんに見て頂いたのですが「坂本には似ていない」と言われ、東京に持ち帰り作り直し。再度、広島県に行くも「これも似ていない」と最終的に東京と広島を3往復してようやく完成したと言われ、在りし日の坂本龍馬そっくりだと申します。片手を袴の中に、もう片方は台座に腕を置いてもたれかかっています。懐手にはピストルを持っていた説が有力とされておりますが、真相は。。諸説あり、手を怪我していたとか、本を持っていたなどの話もあります(ご想像におまかせしますね)

近年は銅像横に仮設展望台が設置され、龍馬さんと同じ目線で太平洋が望めるコーナーもあり人気です。(R6年現在・有料200円)


同じ目線 気分は龍馬!
同じ目線 気分は龍馬!
左下の人物から高さを想像。。でっか!
左下の人物から高さを想像。。でっか!















交通

JR高知駅(高知市内)から車で約30分。路線バスや高知市内の観光地を巡るMY游バスもあり交通の便も比較的よい場所です。自家用車やレンタカーで行かれる場合は駐車場が有料になります。普通車400円(R6年現在)

高知旅ネット・公式サイト

散策ルート

おススメする桂浜散策ルートを紹介します。

まずは駐車場から小高い山上(浦戸城址)にある坂本龍馬の銅像へ約70段の石段があります。石段がきついなと感じる方や車椅子でお越しの方は少し迂回しますが近くにスロープ道や坂道があります。

龍馬さんの銅像と高台から雄大な浜辺を見たあと、今度は浜に下りて遊歩道の散歩へ。

銅像の目の前に浜辺に下りる階段や坂道があります。

※先に浜辺に行ってしまうと龍馬さんの銅像へは登りのルートとなり遊歩道を歩いた後に見に行くと坂・階段がきつく感じます。

桂浜公園観光マップより引用
桂浜公園観光マップより引用
休憩所もある整備された遊歩道、ゆっくり散策♪
休憩所もある整備された遊歩道、ゆっくり散策♪

遊歩道は歩きやすく、車いすでも駆動しやすい整備された道です。

【ルート】

①海のテラス(駐車場付近)

②スロープ道

③坂本龍馬像

④坂道  

②スロープ道

①海のテラス ※所要時間:30~40分

※⑤龍王岬まで行く場合は1時間程かかります。


※浜辺には五色石と呼ばれる色石もあります。見つけながら歩くのもいいですね♪桂浜の名称の前は五色の浜と呼ばれていたとか。。

②スロープ道で車椅子でも銅像や浜の遊歩道へ
②スロープ道で車椅子でも銅像や浜の遊歩道へ
④坂道(水族館横から入れます)
④坂道(水族館横から入れます)

先端にある地図⑤の「龍王岬」に行ってみるのもおススメです。 そこには海の神様を祀る「海津見神社」があり、岬の石段を上がるとより一層、太平洋の雄大さと迫力を味わう事ができます。ある意味パワースポット的な、心が洗われる様な気分になれます。

観光の所要時間としては近くを散策で地図①~④のコースで30~40分、⑤龍王岬まで歩く場合は1時間程(あくまでも目安です)あればご覧になれます。

撮影した日 偶然にも神主さんが!
撮影した日 偶然にも神主さんが!
太平洋の青さを近くに
太平洋の青さを近くに















散策後は駐車場のそばに土産物店やレストランもありゆっくり休憩が出来ます。私が行った場所にスイーツも(写真下)。もちろん、カツオのタタキや鰹バーガーなど様々な食事も楽しめます。駐車場付近のお店もリニューアルされ(海テラス)地元民もビックリです(笑)

ほうじ茶アイス♬スプーンは龍馬さん!
ほうじ茶アイス♬スプーンは龍馬さん!
中央の屋根付き広場で休憩も出来ます♪
中央の屋根付き広場で休憩も出来ます♪














まとめ

日頃は観光地として賑わう桂浜も平日は静かな日もあり、私もたまにふと行ってみたくなり、散歩をします。目の前は遮る物が殆どない浜辺、波の音と水平線、広がる青空は時間と心のモヤモヤを忘れさせてくれる自然の力の凄さ。乳がん治療が落ち着き、仕事を再開し始めた時はよく行ったものです。同じ景色でも子供の頃と大人になってから、乳がん罹患前と後では感じ方も全く違います。

「日本を今一度 洗濯いたし申し候」

龍馬さんの名言がありますが、自身の心の洗濯もできる場所です。

皆さんのお近くには心の洗濯をする場所はありますか? よろしかったら教えてくださいね。

高知に来た時にはぜひ、桂浜にも。 また、お話しますね。皆さんにとって良い1年であります様に。。

おまけのコーナー

パン添乗員のつぶやき

バスガイドさんや添乗員がお店の試食コーナーをうろついている時が。。気になさらず・・これも勉強の為です。

たまにお客様を道連れにします(笑)その時は付き合ってください。

美味しい情報が手に入る時があります。

 
 
 

コメント


bottom of page